休日の備忘録

放置していてtwitterメインだったけど、調べごととかの記録用に運用します

南米旅行記#4前編 12月26日

さあ夜が明けてそびえ立つマチュピチュのはずが雨天…。

まあ気をとりなして早朝のマチュピチュ村を軽く散策します。

マチュピチュの麓のマチュピチュ村(そのまんまだな)は観光地として栄えてていて、何だか日本の温泉街に似てる気がした(ちょっと歩くと実際に温泉もあるらしい)。渓流?と言うには大きい川が増水してるところとか街中いたるところにお土産物屋さんがあるところとか、どことなく日本の風景のようで落ち着く。

マチュピチュまではバスで30分ほどかけて移動します。本当に山をジグザグに登っていくので昔のターンバックの電車みたいな感じ。

 ようやくマチュピチュへ!だがしかし相変わらずの雨天で曇り空。カメラを出すのを躊躇するレベルの濡れっぷりだったため写真は飛び飛びです。

マチュピチュにはワイナピチュ山とマチュピチュ山という2つの山があって、よくガイド本とかに出てくる有名なのはワイナピチュ山の方。
ただし、あまりにも観光客が多いため入山制限がかかっているので今回は登頂できず、マイナなマチュピチュ山のほうに挑みます。といってもマチュピチュ山のほうが標高が400mほど高くて結構大変。
 

いやあ、日本でこのコンディションだったら絶対見送ってるよ…。実際危ないし眺望も期待できないので。

ゲートをくぐっていよいよ頭頂開始。

天候は不順だけど、しっかりとした石階段で足場はしっかりとしていて意外と登りやすい。

山の植生はやっぱり海外でも違うんだなあ。

なにげに怖い細道。

これも昔の人が石を切り開いだんだなあ。

 

山を抜け谷を抜け、そろそろ開けてきたかも。

ようやく尾根へ!やっぱり何も見えません…

かすかに向こうの方に渓谷が見える。

ちょっと風が吹いてくるといい雰囲気に。

ああ、なんか日本でも似たようなの見たことある雰囲気の高山植物

少しでも晴れ間が見えると凄くいい感じに。

本当に尾根だけ、山頂だけが雲の上に出てる。

こちらはグーグルフォトが合成したパノラマ写真かな。

遠くの山は見えそうで見えない。

天候が回復しないかなあと山頂で一休み。

こちらが本当の山頂。

だんだん明るくなってきたかなあ。

いい感じだけど、やはり遠くの山や麓は見えない。

 ここにきて天候悪化。

うーん。

こりゃダメそうってことであえなく下山。

麓に近づくと雲が薄くなて渓谷が見えるねえ。

中国の山めいた風景、悪くない。

というわけでただいま、といっても山を下ってもまだ山の上なのよね。

雨降りだし雲はかかってるけど、朝よりは若干マシかなあ。

風情があると言えなくもない。

アルカパ、じゃなくてこの子たちはリャマ。

本来は生息地じゃないらしいけど、CMの撮影に使われたリャマが放置されて野生化した結果今に至ってるとか。特定外来種じゃん!

だんだん雨足が強くなってきて辛い展開に。

旗か何か立てかけるのに使ってたんだろうけど、こういうのを石垣から直に生やすセンスが不思議、削りだすのは大変だったろうに。

 

こちらが登れなかった方の有名な山、ワイナピチュ山です。標高はマチュピチュ山より400mほど低いけど、見ての通り断崖絶壁のためなかなか難易度が高いとか。

マチュピチュの石組みは天然石をうまく利用していて中にはこんな形状も。上手いこと切り抜いたなあ。
 

これまた立派な物見やぐら、土台の天然石の上に見事な石組みをしている。

これも謎の石垣の一部、椅子にでも使ったのかなあ。

さて、そろそろ昼食の時間なので迷路を抜けてマチュピチュの入り口にあるサンクチェアリロッジを目指します。

サンクチェアリロッジのお昼はお楽しみのバイキング!時間制限はなし。3400mにあるのでいわば山小屋と同じ扱いのはずなのに超豪華。今回の旅行で一番美味しかったかもしれない(ただし価格は50ドル!)。

バイキングではちょっとづつとって全種類制覇するタイプです。

デザートも超充実してた。

午後も引き続きマチュピチュを探索します、つづく。