休日の備忘録

放置していてtwitterメインだったけど、調べごととかの記録用に運用します

南米旅行記#2 12月24日

おはようございます、ビジネスクラスの朝は早い(関係ない)。
朝食はまあ普通って感じですね、普段朝食を取らないのでオムレツとソーセージは少々脂が重たい。

今時の飛行機は電子書籍が読めるんだなあと、種類は少ないけど進撃の巨人とかワンピースとかはあった、その中でのこのチョイス。
結局、私が知りたかったボーイングと航空会社と空港と政治の関係とか、そうゆうことは一切わからなかった。どうでも良いけどこのフォントでこのワードアートだと日本沈没に見えてくる。

今日は半分くらいは移動日で、バンクーバーからロサンゼル、そしてリマへと乗り継ぎます。

 案内板の三番目の表記が中国語。
古来より日本人観光客はメガネで出っ歯でカメラをぶら下げて、世界中どこでも観測されたと古事記にも書いてあったのに、今はすっかり弱体化してしまってその座を中国に譲ってしまったんだなあと実感する。

R2D2!かわいい。

ロスの空港で南米行のラン航空の飛行機へ乗り変え。

機内食はパスタを選択、ラビオリみたいでお味はなかなか。

アメリカからペルーへの飛行機なので、機内の映画は当然に日本語音声も日本語字幕も無し。そこで選んだのはこの映画、マッドマックス怒りのフューリーロード。一度見た映画ってのもあるけど、内容がシンプルなので英語音声で全く問題無いですね。
そういや公開館の問題でやむなくエグザイル吹き替えで見たんだけど、正直セリフが元から少ないので気にならなかったなあ。

というわけでおはようございます。二回の夜を迎えたけど時差の問題で二日目なんだよね。ホットサンドみたいなのがおかずで、普通のパンがついてきたんだが…

さあ、ペルー着です。バスで移動してたんだけど、車が渋滞気味で更に信号待ちとかでもわらわら物売りがやってくる。この写真で異国情緒というか発展途上国感みたいなのを感じてくれると嬉しい。

さて、早速レストランへ。チキンの炭火焼き、普通に美味しゅうございました。

紫とうもろこしのジュース、少しとろみがある感じで結構甘い。もう少し香りがあれば美味しんだろうけどなあ。

ピスコサワーというカクテル、レモンジュースにピスコと言われるお酒(要はブランデー)に卵白を盛ったもので結構度数は高い。これはそこそこ行ける感じです。

こちらの瓶ビールについて、お判りになられるだろうか?
ラベルの上の方にマチュピチュが描かれていて、ビンの下の方にはクスコの石壁を模した造形になっています。

デザートはルクマという果物?のアイスクリーム。芋とかカボチャみたいな感じなんだけど、今しがたググったらアボカドみたいな外見だったので納得。アボカドと違って生では美味しくなくて食べられないとか。

食事を終えてようやく観光開始です。こちらはサンフランシスコ教会。カタコンベあるとか美しい教会図書館があるとかガイドさんが説明してくれるんだけど、ツアーだから中に入らないという残念ぶり。時間的には圧倒的に余裕が有るのに…。
悔しくなるだけだから、ある意味そんな話聞きたくなかったかも。

 続いて首都のメインストリートに面するアルマス広場に向かってゆきます。 

乗馬用ブーツが豊富な皮革製品店にスペイン感を感じる。馬って侵略者であるペルーを象徴する生き物のはずなんだけど、なんとなくペルーでは愛されてる感じなんだよなあ。 

 さてやって来ましたアルマス広場。

こちらは大統領府「お昼すぎの衛兵交代式には観光客がいっぱいやってきます」とガイドさん、ってさっき昼食食べてる場合じゃなかったのでは!?
もちろんツアーに入ってないうえに昼食の時間は勝手にずらせないからガイドさんに何の罪もないし、ツアーを組んだ旅行代理店的にも熟慮の上外したのだろうけど、やはり個人旅行と比べると色々と悔しい。

この見るからに立派な建物はカテドラルでスペインが征服後に大司教をおいたとか。なんでもピサロの棺もあるらしい。残念ながら内部見学は無しです、といっても雰囲気的に閉館中ぽいね。

出窓、好きなんだよなあ。この細かい装飾とか、とても良い。建物の建坪に対して税金がかかるので出窓を作って飛び出すことで税金を免れたって話をオランダの話とかで聞いたんだけど、カトリックの建造物はどこでも出窓がある印象なんだよね。税制も一緒とは考えにくいよなあ。

実にカトリックだよなあ、この装飾主義。

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残りの時間で広場をぶらぶら散策します。黄色い建物はリマ市庁舎とか。

ちょうどクリスマスだったのでサンタクロースがいました。

 それでもってここからホテルに直行で、写真がないのでいきなり食事にワープします。
えーと、かぼちゃのスープと白身魚のフライだったと思います。

 早目の夕食を終えて現地のスーパーへ。何だかんだ言って海外旅行で一番好きなのは現地のスーパーかもしれない。その国の特産だとかの情報量が濃縮しているとでも言うか、見たことがない食べ物が陳列されているだけでとても楽しい。機会があればコテージ的な建物で自炊をするような旅行をやってみたいなあ。

つづく

南米旅行記#1 12月23日

というわけで初日です。初めてのビジネスクラスということで、ラウンジが使えるのではとワクテカしながら成田に到達。添乗員のお姉さんから一通りの説明を聞いた後にサクララウンジへ。 

生ビールが!自動的に!注がれる!これは文明の利器だ、実際初めて見たけど居酒屋とかに導入しないんですかね。 

カレーと肉団子のスープとチャーハン、カレーとチャーハンを合わせるなど傍若無人な振る舞いだけど、色々味見したくかつ後ろには機内食が控えているという状況だったので仕方がなかったのだ。 

日本酒を一通り味見、そこそこ気に入ったのがあったんだけどもう何が良かったか忘れてしまった… 

まあ、本当のこと言うとヒャッハー!ラウンジだぁ感はあまり無い、何というか高級なまんが喫茶みたいなイメージ、シャワーもあるし(離陸2時間前に入ろうとしたらもう予約でいっぱいと言われて結局使えなかった)。  

 キルフェボンのクッキー!普段キルフェに行くときは焼き菓子は食べないので、これは嬉しかった。 

離陸します、夜景が綺麗。 

さあビジネスクラスシートですよ!ウェルカムシャンパンでまずは乾杯。 

帰りの機内食は和食が食べたくなるんじゃないかなあと思って、行きの機内食は洋食にしました。キッシュと温かいパン、食器もプラや使い捨てではなく磁器ですね。味は美味しいけど普通。 

えーと、偉いシェフとのコラボ企画で燻製コンソメソースのステーキだったのですが、結構硬かったです…
後に同じツアーの人に聞いたら、あまりにも固くて噛みきれなかったので和食に変えてもらったとか。まあ、肉の硬さはともかく燻製コンソメソースとかいう冒険は面白かったので、良かったと思います。

 

ごはん…
見た目通りベトベトで非常に美味しくなかったです、炊きたてご飯はいかがですかとCAさんに言われてしまって、炭水化物は控えめにしてるのについ好奇心で頼んでしまったらこのザマ、こんなんじゃサトウのごはんの方がマシじゃないかと感じるも、まあ機内は気圧が低いから致し方がないのかなと思っていたら、後に同じツアーの人にサトウのごはんチンしてたと聞かされるオチ、炊きたてご飯とは一体…

ほうじ茶プリンと日本茶日本茶が出てくるのは非常に有りがたかった。

映画はオールドホームズを選択、第2次世界大戦後でもうボケちゃったホームズの老後を画く話で、ホームズがまだらボケでこれ以上にないめんどくさい老人になってる。ついさっき会ったばかりの人の名前を思い出せないくせに、他人がその日どこに行って何をしてきたかは簡単に推理してみせるという厄介なまだらボケぶり。黒魔術やらアルモニカやら出てくるし、いちいち椅子とか食器とかが美しくて、それとなく感じるグラナダ目線とか凄く良い映画でした。
個人的にいろいろ辛かったのは下のセリフ。最もあんなに偏屈なホームズがこれだけ穏やかな老後を過ごせているということはワトソンをはじめ良い友人に囲まれたんだなあという気がする。

とても辛い。

 

90歳まで知識と経験を積み重ねて、どれほど人の行動を理解できても決して人の心に触れることができないホームズ…
そんな感じで一日目は過ぎてゆきます。

つづく

南米旅行記#0

 基本的に旅行に必要以上な感動だとか人生を変える経験みたいなものを求めるのが嫌いなタイプだ。

荒巻「疑似体験も夢も存在する情報は全て現実であり また幻なんだ・・・」

少佐「小説や映画が人を変えるように?」

影響を受けた小説や映画はあるし、旅行も人を変えるだけの経験を与えてくれるものであるのだろうけども、私がやっている旅行はあくまでも消費の一形態であって娯楽にすぎない。

昔読んだ本に「滝に打たれてああ辛い修行をしているなあと感じるのは、温泉に浸かって良い湯だなあと感じるのと大差ない」という名台詞がある。私は美味しいものを食べたなあとか昨日の仕事は辛かったなあと同じように、日常の一部の娯楽として(とは言っても滅多に無いイベントではある)普通に旅行を楽しんでいるので、これはその記録だ。

 リンクが切れてしまうかもしれないけど、私が行ってきたのはこちらのツアー、12月23日から1月2日までの11日間のツアーでした(繁忙期なのでリンク先よりお値段はorz)。

www.hankyu-travel.com

旅行先に南米を選んだ理由は、社内的な事情で長期連休に有給をくっつけても良い空気が支配的になったので、これ幸いに上司を納得させられるくらい遠隔地に旅行に行ってみようと思ったから。

パックツアーの旅行は以前に一度参加したことがあって、非常に忙しいってのと高速バスメインで移動の時間がもったいないなあと感じていたので 、今回も個人旅行で行ってみようと思っていたのだけれども、南米の国々を移動する飛行機の手配が思ったより大変で、飛行機の遅れや欠航は日常茶飯事みたいな話を聞いたので今回は諦めてツアーに参加することにしました。

せっかく南米に行くんだからマチュピチュかウユニ塩湖かなあというミーハー感覚にあふれる考えであれこれ選んでいると、どうもツアーを選べばエコノミークラスとビジネスクラスで10~20万くらいしか違いがないという事に気がついたので、最もお買い得だったこちらの阪急交通社のツアーに参加することにしました。人生初のビジネスクラスです!

つづく